クレジットカード 審査 2
クレジットカードには審査があります。
現在日本で発行されているクレジットカードはVISA,MASTER,JCBなどの国際ブランドを付帯しているのがスタンダードです。←ブランドホルダーといいます。
ですので、同じ種類 例えば〇〇カードですね！では
＜VISA,MASTER,JCB>からお好きな会社をお選びください！となります。
クレジットカードは3つの登場人物が存在します。
では、もう少し詳しく説明していきましょう。
＜英語名＞Issuer=イシュアー。クレジットカード/業務分担
イシュアーとは、クレジット業界の中で、自社カードや提携カードを発行するカード発行会社のことをいいます。
Visa,MasterCardは国際ブランド。
クレジットカード会社の業務というのはカードの発行業務＜イシュアリング＞と加盟店との契約業務＜アクワイアリング＞に分類されています。
例えばアメリカですとクレジットカード発行は銀行が行っており、加盟店との契約や開拓業務は専門業者へお任せが主流。
日本の場合は、クレジットカード会社が＜イシュアー＞と＜アクワイヤー＞を兼ねて行うことが多いようです。
審査の仕組み
英語名：credit ＝日本名：信用
上記からいくと、クレジットカードは信用のカードということになります。
審査＝信用を調査する。というのはなんとなくお解りいただけるかと思います。
会員に立て替え業務をするに値するか否かを判断するためにあります。
大前提で審査の仕組みの基本になります。
コンピュータによるスコアリングシステム＜自動＞を採用している会社が多い
カードを申し込むと、当時は人間が判断採点をしていた時代もあったようです。
現代では、ネットで24時間申し込みが多く、人が対応していては件数も多く効率的ではありません。
ですから、コンピュータに条件ごとに点数を採点させ、スコアリングテーブルを
作リます。
スコアリングテーブルは各社独自で持っており、改良や積み重ねなどを反映してある
極秘情報ということになります。
スコアリングテーブルで否決や次の審査などを決めていきます。
＜主なスコアリング対象条件＞
- 勤務の形態＜無職は否決確定＞
- 勤続年数＜1年以上、但し自営業は3年以上が無難＞
- 年収＜多いに越したほうがいいが一発可決の条件では無い＞
- 年齢＜20歳以上が無難、６０歳以上で初めてのカードの場合、秘訣が多い＞
- 居住年数＜長いほど良い＞
- 同居家族＜独身で特定属性のかたは高スコアとか＞
- 他社借入や無担保借り入れ＜キャッシングなど、少ないに越したことは無い、虚はNG、信用機関で一発照会できるため＞
- 電話の有無＜電話連絡ができないのは否決条件かも＞
＜人為的判断＞
様々な申し込み内容をコンピューターのみで判断はしていない会社も存在しています。
合格判定が出たら上席に確認を求め、最終判断とするようです。
＜例外＞
24時間インターネット申し込みかつ即審査完了するタイプの楽天カードや、Yahoo!
ジャパンカードなどは人為的判断を省き、その後の途上審査を厳しく見ているところもあるようです。
＜個人信用情報機関/クレジットヒストリー＞
私たちのクレジット利用履歴は個人情報信用機関に蓄積されており、過去の利用状況は詳細に知ることができます。
ゆえに、カード枚数や滞納の有無、支払いの遅れとその期間などを大いに参考にして
審査をします。
＜まとめ＞
カード会社の業務分担があること、申し込むと多くはコンピュータ審査が入りスコアリングテーブルを作成、個人信用情報機関の情報も考慮されること。
このステップを経て、クレジットカードを利用することができます。
